人間ドックとデジタルデトックスで見直す健康管理

健康

もうすぐ人間ドックの時期がやってきます。先日お知らせが届きました。毎年のようにあまり良くない数値が出る検査もあり、多少気をつけてはいますが、そこはある程度体質と割り切っています。最近は突発的に良くない結果が出ることもあり、再検査を勧められることもあります。しかし、仕事が忙しくてなかなか予約できずにいると、翌年には数値が改善しているという感じです。

年齢とともに変わる体質と健康意識

若いころは特に問題を感じなかった体調も、年齢とともに変わっていくものです。最近では、検査結果だけでなく、自分自身で不調を感じることも増えています。仕事を辞め、ストレスが軽減され、睡眠時間がしっかり確保できるようになったことは健康面でプラスですが、それでも年に一度のしっかりとした検査機会は、自分の体調を見直す大切なチャンスだと感じています。

視力の変化とデジタル社会

特に気になるのは視力の低下です。私は元々視力が良く、若い頃の検査では「1.0可」や「1.2可」といった結果が出ていました。しかし、ある時期から見えづらさを感じるようになり、2015~2016年の検査では右目0.8、左目0.6という結果が出たこともあります。

その後の検査結果は右目は1.2以上、左目は1.0くらいと、一時より改善したものの、実感としては「以前とは違う」という思いが強くあります。視力検査の際、これまでは「なんとなく見える」で答えていましたが、昨年からは「見えないものは見えない」と正直に答えるようにしました。その結果、春の検査では右0.9・左0.9、秋の検査では右0.9・左1.0という結果に。やは両目とも1.0近くあると言う結果になりました。しかし、日常的には視力の低下を実感しており、昔よりもストレスを感じることが増えています。

以前、同僚と昼食をとっていた際、駐車場の車のナンバーを話題にしたことがありました。同僚が眼鏡をかけながらナンバーを読み上げたのですが、私は裸眼では読めませんでした。一般的に眼鏡で矯正した視力は1.0程度に調整されると聞いたことがあります。だとすると、眼鏡をかけた同僚が見えていたものが見えなかった私は、実際には1.0ないのでは?と疑問に思いました。また、これで本当に1.0位の視力だとしたら、若い頃の「1.0可」というのは、実際にはどれくらいの視力があったのだろうと思います。

デジタルデトックスの試み

こうした中で、毎年恒例にしているのが「デジタルデトックス」です。現代ではスマートフォンがなくてはならない存在となり、仕事や日常生活のあらゆる場面で活用されています。特に若い世代では、スマホがないと不安になるという人も多いようです。実際、私の勤務していた会社では、スマホを忘れたために家に戻り、遅刻する若手社員もいました。

私自身も、スマホが手元にあれば1日中触らずにいることはできません。支払い、ポイント管理、銀行取引、情報収集、音楽視聴、予定管理など、スマホが果たす役割は非常に大きく、もはや生活の一部になっています。

そこで意識的にスマホやデジタル機器に頼らない時間を増やすように心がけています。例えば、風景の良い場所に出かけて景色を楽しんだり、運動をしたり、アナログなものづくりを楽しんだり。テレビや動画の代わりにストレッチをしたり、窓の外を眺める時間を作ることで、目の負担を軽減し、心身のリセットを図っています。

おわりに

年々変わる体質や健康状態に対して、定期的な人間ドックは自分を見直す良い機会です。そして、デジタル社会の中で意識的に自分自身と向き合う時間を作ることで、健康維持のヒントが見えてくるのではないかと思います。今後も検査結果に一喜一憂するのではなく、生活習慣全体を見直すきっかけとして、こうした取り組みを続けていきたいと考えています。


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