FIRE生活開始直後から株価大揺れ!不安との向き合い方

FIRE生活

2025年の年明けから株価はどうなっている?

年が明けて一ヶ月、2025年に入ってからも既に色々なニュースが入ってきています。株式市場は世界経済や政治情勢に敏感に反応するので、株式投資をしていると、こういうニュースが出るとどうしてもドキドキしてしまいますよね。一時的に大きく下がる場面もあり、乱高下する場面あり、株式市場は全体的に不安定な動きを見せています。特に、1月7日には日経平均株価が一時776円高となったものの、続く日には売り圧力が強まり、株価は下落傾向に転じました。
専門家の予測によると、2025年の前半は株価が弱含む見通しであり、特に春先から夏にかけては3万8000円から3万4000円の範囲での下落が予想されています。
一方で、2025年の後半には回復し、4万500円から4万5000円に達する可能性があるとされています。
私、ちょうど今年の年明けからFIRE生活を始めたばかりなんです。長年勤めた会社を辞め、念願のFIRE生活をスタートさせた矢先だったので、年明けからの株価の推移があまり良くないことは、正直あまり嬉しいものではありません。高配当株を中心に投資しているため、基本的には株価の上下はそれほど気にしないようにしているのですが、それでも毎日ニュースを見ていると、やはり気になってしまいます。

株価に影響を与えているニュースは?

ここ最近の株価の動きに影響を与えている要因はいくつかあります。

なかでもやはりトランプ大統領の話題は気になるところですよね。彼の関税政策に関する発言が出るたびに、株式市場は警戒感を持って反応しています。1月の初めには、トランプ氏の関税政策に対する懸念から日経平均株価が一時1100円以上下落する場面もありました。特に、自動車関連株が大きな影響を受け、トランプ氏の発言が市場の不安を引き起こしました。さらに、トランプ氏が高関税政策を延期する意向を示したことにより、日経平均株価は一時600円以上上昇するなど、関税政策の動向が株価に直接的な影響を与えていますね。今後もトランプ氏の政策がどのように展開されるか、それが日経平均株価にとってどう影響してくるか、目が離せないですね。

その他にも昨年から続く物価上昇のトレンドが依然として止まらず、それと共に日本銀行による政策金利引き上げも相まって、市場には不安感が広がっています。

また、地政学的リスクも引き続き投資家心理にネガティブな影響を与えています。

FIRE生活を送る上で株価の変動は気になるもの?

私のポートフォリオは高配当株が中心なので、株価の上下はそれほど気にしないようにしています。配当金がしっかり入ってくれば、多少株価が下がっても大丈夫というスタンスです。そのため、株価の短期的な上下に一喜一憂するべきではないと分かってはいるのですが、…とは言っても、実際に生活をしてみると、やっぱり株価は気になります。特に年明けのような時期は、新しい年が始まる期待感と、今後の景気動向への不安感が入り混じる時期なので、株価の動きが気になって仕方ありません。それに、最近はネットの情報に目をやると、煽るような言葉が並んでいて、つい不安になってしまいます。

特に私は今まさにFIRE生活を始めたばかりなので、これから長期的にこのライフスタイルを維持できるかどうかという不安も少なからずあるため、株価が下がると「今後の配当は本当に安定してくれるのか?」と考えてしまいます。

高配当株投資のメリットとデメリットを改めて考える

私は高配当個別株を中心に投資しているため、株価の変動よりも配当の安定性を重視しています。しかし、今回のように市場全体が下落すると、改めて高配当株投資のメリットとデメリットを考えさせられます。

メリット:

  • 配当収入があるため、株価が下がっても一定の収入が得られる
  • 長期的に見れば、配当再投資による資産増加が期待できる

デメリット:

  • 業績が悪化すると減配や無配のリスクがある
  • 株価の下落が長期化すると、資産全体の目減りにつながる

FIRE生活への影響は?

では、株価の変動はFIRE生活にどんな影響を与えるのか?という点ですが、これについては、人それぞれの状況によって変わってくると思います。

私の場合、高配当株からの配当金が生活費の大部分を占めているので、株価が多少下がっても、すぐに生活が困窮するわけではありません。ただ、株価が大幅に下落すると、資産全体が目減りしてしまうので、精神的には大きな負担になります。また、将来的に資産を売却する必要が出てきた場合には、不利な状況になる可能性もあります。

株価が不安定なときのメンタルの保ち方

高配当個別株投資は、基本的に下げ相場は買い増しのチャンスです。個別の下げ要因がある場合には別ですが、相場に連れて下がっているだけなら、落ち着いて狙いの株を定めていけば良いのです。

しかし、株価の変動が激しいと、どうしても不安になってしまいますよね。

そこで、私が実践しているメンタル維持の方法をいくつかご紹介します。

  1. 情報収集はネットよりもテレビを活用する

ネットの場合、どうしても自分が気にしている情報にアクセスしがちですが、テレビの場合は受動的に情報が入ってくるので、自分が気にしていなかった新しい視点を得られることがあります。

特に、株価が大きく変動している時は、様々な意見や情報が飛び交い、混乱しやすくなります。そんな時こそ、テレビで客観的な情報を収集することが大切だと感じています。

  1. 散歩で気分転換をする

情報収集も大事なのですが、ずっと情報を目の前にしていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。そんな時は、ゆったりと散歩をすることで、一度頭の中をすっきりさせます。

散歩をしていると気持ちがリラックスするので、自然といろいろなアイデアが浮かんだり、気持ちや情報の整理ができます。

  1. 割り切って趣味に没頭する

それでも結局、株価が上がるか下がるかなんて誰にも分かりません。なるようにしかならないと割り切り、しばらく忘れて趣味に没頭するのも良い方法だと思います。

私のように元々長期の視点での投資であれば、定期的なリスクの見直しができていればむしろその方が良いかもしれません。投資以外のことに目を向けることで、気持ちをリフレッシュすることができます。

これからどう投資と向き合っていくか?

FIRE生活を続ける上で、今回のような株価の下落を経験することは避けられません。そこで、今後の投資方針として以下の点を意識していきたいと思います。

  1. 配当の安定性を重視する 目先の配当利回りのみに振り回されず、減配リスクの少ない銘柄を中心にポートフォリオを組むことが重要だと改めて感じました。配当の支払い実績が長い企業や、安定した業績を誇る企業に注目です。
  2. キャッシュポジションを適度に確保する 株価の下落時に慌てて売却することがないよう、ある程度のキャッシュポジションを持っておくことも大切だと実感しました。
  3. 市場の動きに一喜一憂しない 株式投資で大切なのは、長期的な視点を持つことです。短期的なニュースに振り回されず、自分の投資戦略を信じて、どっしりと構えていることが大切です。

実際に高配当株投資スタイルで生活するプレッシャーはどうか?

これは、まさにこのブログで発信していくべき情報だと感じています。実際にそういう生活を行って、どのような気持ちの変化や生活の変化があるかなど、特にこれからFIREを目指す人にとって参考になる情報を発信していきたいと思います。

高配当株からの配当金で生活するというのは、理論的には成り立ちますが、実際にやってみると「このままずっと大丈夫なのか?」という不安は当然湧いてきます。特に、株価が下落すると「今後の配当は本当に安定してくれるのか?」と考えてしまいます。

今後も、自分の体験をもとに、FIRE生活のリアルな側面を発信していきたいと思います。

まとめ

2025年の株価がどうなるかは分かりませんが、高配当株中心のFIRE生活を送る上で、株価の変動は常に意識しておく必要があります。

大切なのは、ニュースに振り回されず、長期的な視点で投資戦略を考えること。そして、万が一の事態に備えて、ある程度の余裕を持った資産計画を立てておくことだと思います。

FIRE生活を始めたばかりで、色々と不安もありますが、FIRE生活を楽しみたいと思います。

 

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