今日のお昼は何食べよう

FIRE生活

FIRE後の生活では、昼食の楽しみ方が大きく変わりました。会社員時代は、時間に追われながら急いで食事を済ませることが多く、多忙な時には抜いてしまうことも多々ありました。しかし今は、何を食べるかじっくり考える余裕ができ、それ自体が楽しみの一つになっています。朝はパンやご飯、夜はご飯が多いのですが、昼は最も選択肢が広く、様々なものを楽しんでいます。家での食事が増えたものの、時には外食を取り入れることで気分転換になり、新しい味との出会いを楽しむことができます。

外食では、栄養バランスが気になっている時には定食屋や副菜が豊富なお店を選ぶことが多いです。特に野菜やタンパク質がしっかり摂れるメニューがあると安心します。また、ちょっと贅沢をしたいときはスイーツが楽しめる洋食店を訪れ、食事と一緒にデザートまで味わうことで満足度が上がります。のんびりと過ごしたい気分の時は、カフェで街ゆく人々を眺めながら、ゆったりとした時間を楽しむこともあります。駅前の喫茶店のガラス越しに見る人の流れは、どこか穏やかで心地よい時間をもたらしてくれます。

家での食事も、自分の工夫次第で楽しみ方を広げられます。レトルト食品や市販の惣菜を活用することで、手軽にバリエーションを増やせるのも魅力です。

お気に入りの食材としては、冷凍のアボカドはとても便利で、必要な分だけ解凍して使え、パンやパスタ、ご飯、どんなジャンルにも合わせやすく、レシピにアボカドを一品加えるだけで料理の見た目や満足度がぐっと上がります

アスパラなどの食材も、たまに取り入れることでアクセントになり、新鮮な気分を味わえます。特にピザトーストやパスタの具材のように主食と絡めて口にする使い方は、普段のパンやパスタに新鮮な食感が加わってお勧めです。

納豆はシンプルな食材ながら、アレンジ次第で豪華に見えたり、おしゃれな一皿になったりするので、飽きずに楽しめるのが魅力です。

また、白ごまは少量加えるだけで料理の香ばしさや食感が増し、料理全体の印象を引き締めてくれます。特にサラダに使うと、ごまドレッシングを使うのとは異なり、さっぱりとしながら風味やコクを加えることができるのが嬉しいポイントです。

そんな中、先日久しぶりに回転寿司に行きました。何年ぶりか分からないほど久々の訪問だったのですが、そこで目にした光景がとても印象的でした。
そのお店では、寿司職人として男性と女性が一人ずつ働いていました。最近では女性の寿司職人も増えているのかもしれませんが、私にとっては回転寿司で女性が寿司を握っている姿を見るのは初めての経験でした。女性の職人さんが真剣な表情で寿司を握る姿はとてもかっこよく、印象に残りました。これまで男性の職人さんが当たり前だった世界にも、女性の活躍の場が広がっていることを実感し、新鮮な気持ちになりました。

肝心の寿司も美味しく、定番のトロやサーモン、生エビ、鰺を楽しみました。また、季節のネタとして「ソイ」という魚があったので試してみました。初めて食べる魚でしたが、クセがなく食べやすく、美味しかったです。こうした新しい味との出会いも、回転寿司の楽しみのひとつです。割とシャリが小さめで、一昔前なら物足りなく感じたかもしれませんが、今はその分たくさんのネタを楽しめるので、むしろ嬉しいポイントでした。お寿司を食べに行くと、毎回、レギュラーメニューだけでなく、季節のネタや地魚があれば、知らない魚でも1つ2つ試してみることを心がけています。新しい食材や味に出会うことで、食の楽しみが広がり、食べること自体がより充実したものになっています。

FIRE後の昼食は、ただ食べるだけでなく、時間をかけて選び、味わい、楽しむことができる貴重な時間です。忙しかった頃にはなかったゆとりがあるからこそ、食事の選択肢が広がり、日々の満足度が上がっていると感じます。これからも、その時々の気分や体調に合わせて、自由に食を楽しんでいきたいと思います。


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